本日のセッション【考えすぎるときの対処法(その2)】
私たちのマスコットキャラクター、ハイシャンとケア坊のケースから『未来に対して考えすぎる』について一緒に考えてみましょう!
日常でも活かせるヒントがたくさん詰まっていますよ。
メロディー・ワイルディング氏によると、 考えすぎには3つのパターンがあると言われています。
前回は『1.過去にとらわれすぎている・グルグル思考』の対処法をご紹介いたしました。
↓前回の内容はこちら!
本日のセッション【考えすぎるときの対処法(その1)】
考えすぎ・3つのパターン
1.過去にとらわれすぎている・グルグル思考
2.未来への心配・不安
3.過剰分析をしてしまう(着手が進まない)
今回は『2.未来への心配・不安』について一緒に考えてまいりましょう。
《心配ごとの例》

来月から勤務時間が早まるけれど、体調が安定できているかどうか不安だな……。

果たして、今度のプレゼンテーションは上手くいくのだろうか。心配だ……。
などと、先のことが不安でいっぱいになり疲れが出たり、本来のパフォーマンスを発揮できないでいる、という体験はないでしょうか?
そんなときは、以下の方法を試してみると良いかもしれませんよ。
未来への不安に対する対処法
●まず、悩みを挙げます。次に「5年後に自身がありたい姿」を想像しましょう。
視野を広げることが有効と言われています。
遠い未来から考えると、その悩みはたいしたことがない・小さいことだと捉えることができるかもしれませんね。
●『1.過去にとらわれすぎている・グルグル思考』でもご紹介した、「変えられるものと変えられないものに分ける」を実践しましょう。
「変えられるもの」…これからの自分の仕事、やり方や捉え方
「変えられないもの」…プレゼンテーションの予定、勤務時間の拡大
など、変えられるものには集中して取り組み、変えられないものには受け入れることで、前に進めるかもしれませんね。
先程の例に当てはめると、

「勤務時間拡大の不安」・・・5年後は体調を気にせずにオフィスソフトを使いこなし、事務職のプロフェッショナルとして活躍していたい!
まずは寝る前のストレッチから始めてみよう。

「プレゼンテーションへの不安」・・・5年後から考えると、たとえプレゼンが上手くいかなくても、同様のチャンスはまだまだある。今できることをしよう!
そのために、想定される質問への対策や話の構成について考えよう。
と考えを切り換えることができるのではないでしょうか。
少しでも不安をやわらげ、仕事に集中することで、パフォーマンスの向上につながると良いですよね。
近日、『3.過剰分析をしてしまう(着手が進まない)』の対処法についてご紹介いたします。
次回もお楽しみに!
参考文献:Wilding, M. (2024, February 7). 3 Types of Overthinking — and How to Overcome Them. Harvard Business Review. https://hbr.org/2024/02/3-types-of-overthinking-and-how-to-overcome-them
この記事をシェアする
お気軽にお問い合わせください。044-873-8005受付時間 10:00-18:00 [ 土日祝除く ]
お問い合わせ 担当者より2~3営業日以内にご連絡させていただきます。