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治具を使って「出来る仕事」を増やそう!

障害のある方は、その特性上「努力」や「訓練」で不得手を克服することが難しい場合があります。
「出来ないこと」は留め置き、その方の「出来ること」のみに焦点を当てることは、決して悪いことではないでしょう。むしろ、その方にとっては負荷も低く、安定した状態で継続的に働くことに繋がると考えることも出来ます。

では、特性上「出来ない」と思われている作業や動作は、本当に「出来ない」ことなのでしょうか?

湘南ゼミナールオーシャンでは、個々人の強みの育成だけでなく、可能性を引き出すことへも注力しています。
周囲もご自身でさえも「出来ない」と思っていた作業や動作が「出来る」ようになったとき、その方の自信はもちろん、職域の拡大にも大きく寄与するのではないでしょうか。

治具の例

本当に「出来ないこと」なのかを検討する上で、欠かせないのが「治具」です。ここで一つ例をご紹介したいと思います。
障害特性上、手先の不器用さがあるAさんは、作業の「ジッパー留め」という動作が苦手でした。見本を見ても、手を添えられても、どうしてもうまくいきません。
そこで、たまたま別作業で使用していた段ボール板を使ってみました。袋を机に寝かせ、ジッパーの部分に段ボール板を重ねてその上から手のひらで押します。
それだけで、ジッパーが綺麗に留まったのです。袋に傷がつくこともなく、かつ速い。
周囲もご自身も「無理かなぁ」と思っていた作業や動作が、段ボール板一枚で「出来る」ようになったのです。
この例のように、試行錯誤しても「出来ないこと」が、ちょっとした道具の工夫で「出来ること」になる場合があります。

もちろん、「治具」(上の例でいう段ボール板)を使っても難しいものもあるでしょう。
ですが、ご本人の可能性を引き出し、出来る仕事を増やすことは、企業の職域拡大に繋がっていくはずです。
「その作業、本当に出来ないか?」
サポートする側は、常にそのことを考え、個々人の可能性を十分に引き出す努力をすることが大切ではないでしょうか。